北海道心霊話 −− 伊達
2002/07/27 曹洞宗真龍寺 さんより投稿頂いた分
これは、2年前のできごとです。
わたしの家は、伊達市内近郊のmという所にあります。
家の近所には、建築資材置き場や畑が点在する、のどかな場所です。
春のある日、隣の奥さんがお茶を飲みにきました。
いつもにぎやかな方なのですが、なぜか元気がありません。
気になった私が「なにかあった?」ときくと、彼女は重い口を開きました。
「最近、夜中の2時ぐらいになると、必ず目がさめる。
それで枕元に目をやると40 代とおぼしき女性が、自分のことをジーと覗き込んでいる
声をだそうにも金縛りになったように声もでない。
無言で見つめ続ける女性・・・ ・。
たぶんその間わずか数十秒のできごと。
ただ、そのあと恐怖心で神経が高ぶって 朝まで眠れないのです。
それが毎日なものだから、寝不足がひどくて、殺されそう・・・」
深刻な様子に「それでご主人は?」と聞いてみたら、
「主人は、この話しを信じてくれるような人でありません。
まして結婚して三十年間 こんなことは一度もありませんでしたから・・・」
とのこと。
そこで私は、信頼できる隣町の真言宗のお寺さまを紹介しみてもらうこと になりました。
そこのお寺で、和尚様からお経をもらいました。
お経のあと振り向いた和尚さんは、
「あんた家に最近墓石を持ち込んだな?」とおたずねになられました。
身に覚えのない奥さんは強く否定しました。
それでも和尚さんは、
「間違いない。運び込まれたその石に、不幸な死に方をした女の霊がついている。
そ の石を夜中にこっそり元の場所に返しなさい。」 といわれた。
帰宅した奥さんは、ご主人に一部始終を話しました。
すると、ご主人の顔がみるみる青ざめ、
「実は、最近 近所の小さな市有墓地の改修 工事があって、不要になった無縁仏の墓石が捨てられていて、
たまたま庭石に使うの にちょうどいいのがあったので少し拾ってきたんだ。」 とのこと。
その日の夜、ご主人は奥さんと二人で、石を元の場所に返し、合掌したそ うです。
それ以来、毎晩現れた女性の幽霊は二度と姿を現さなくなったそうです。
くれぐれも、お墓の石を持ち帰っては、いけません。
幽霊を見たい方は、ご自分の命と引き換えに試してみるのもいいかも・・・・・ 場所は国道を走るとすぐに見当がつきます。